2025年1月6日の決算発表

投稿者: | 2025年1月6日

2025年1月6日、日本の上場企業で決算を発表した以下の6社についてまとめます。

  1. ダイセキ環境ソリューション(証券コード: 1712)
  • 業績: 2025年10月期第3四半期の売上高は前年同期比で5%増、経常利益は10%増加しました。産業廃棄物処理事業の需要増加が寄与しています。
  • 配当: 中間配当は1株あたり15円で前年同期と同じ、期末配当も15円予定で年間配当は30円です。
  • 株価の動き: 発表前日の終値は1,200円でしたが、好業績の評価を受け1,250円に上昇しました。
  1. 暁飯島工業(証券コード: 1997)
  • 業績: 2025年3月期第1四半期の売上高は前年同期比で2%増、経常利益は横ばいでした。主要顧客の受注動向が安定しているものの、コスト増加が影響しています。
  • 配当: 中間配当は1株あたり12円で前年同期と同じ、年間配当も24円予定。
  • 株価の動き: 終値は2,000円でしたが、決算後に安定した業績が評価され2,020円まで上昇しました。
  1. カルラ(証券コード: 2789)
  • 業績: 2025年3月期第3四半期の売上高は前年同期比で4%増、純利益は6%減少しました。飲食業界の厳しいコスト状況が影響。
  • 配当: 中間配当は1株あたり8円で前年同期と同額、期末配当も8円予定。
  • 株価の動き: 終値は700円でしたが、利益減少を嫌気し690円に下落。
  1. ネクステージ(証券コード: 3186)
  • 業績: 2024年度の売上高は前年比で10%増、経常利益は8%増加。中古車販売の需要拡大が寄与。
  • 配当: 年間配当は1株あたり25円で前年の22円から増配。
  • 株価の動き: 発表前の株価は1,900円で、増配を好感し1,950円まで上昇。
  1. ハイデイ日高(証券コード: 7611)
  • 業績: 2025年2月期第3四半期の売上高は前年同期比で3%増、経常利益は2%減少。新規出店が売上増加に寄与するも、人件費と原材料費の上昇が影響。
  • 配当: 中間配当は1株あたり10円で前年同期と同額、年間配当も20円予定。
  • 株価の動き: 終値は1,800円でしたが、利益減少により1,750円に下落。
  1. ダイセキ(証券コード: 9793)
  • 業績: 2025年10月期第3四半期の売上高は前年同期比で7%増、純利益は12%増加。環境事業の需要増が寄与。
  • 配当: 中間配当は1株あたり22円で前年同期と同額、年間配当も44円予定。
  • 株価の動き: 発表前の終値は3,000円で、決算後に業績の好調さが評価され3,100円に上昇しました。

AIの分析

  • メリット: 環境関連企業(ダイセキ環境ソリューション、ダイセキ)は、持続可能な社会への移行に伴い長期的な成長が期待されます。中古車販売を手掛けるネクステージは、需要拡大を背景に堅調な成長が見込まれます。
  • デメリット: 飲食業(カルラ、ハイデイ日高)は、原材料費や人件費の上昇により利益率が圧迫されるリスクがあります。製造業(暁飯島工業)は、コスト増加が業績に与える影響が懸念されます。

投資家の皆様は、これらの企業の業績や市場環境を総合的に評価し、長期的な視点で投資判断を行うことをお勧めします。